ひつじに憧れたねこ
2019/10/16
R e l e a s e
「ひつじに憧れたねこ」
収録曲
1 ひつじに憧れたねこ
作詞/作曲 鈴田ねこ
編曲 中山奈那
2 ひつじに憧れたねこ オフボーカル
初回限定版特典CD
ひつじに憧れたねこ
作詞/作曲 鈴田ねこ
音源 鈴田ねこ
試聴音源
Review
ネバアランドに住んでいる「魔法使いのひつじ」と、「魔法使いに憧れる少年」を描いたお話。
<<魔法使いのひつじは、少年から見ると自由に空も飛べたり魔法も自由に使ってて凄い存在であり目標。
だけどひつじは見えないところで本当は血の滲むような努力をしてて、それでいて飛べるようになった。
少年は日々ひつじを目標に魔法の練習をするけどうまくいかない。
ある時ひつじは更なる高みを目指してネバアランドの外に行ってしまった。
ネバアランドの外遠く彼方に行ってしまったひつじを追いかけて少年もネバアランドを飛び出す。
いつかは一緒に空を飛べることを夢見て。>>
これは、過去の私のお話であり、現在の私のお話であり、
聴いてるあなたのお話でもある。
昔話を。
小学生の頃クラスにとても仲のいい友達がいた。
その子は勉強が凄く出来てピアノも凄く弾けて、絵もめちゃくちゃ上手で、本当にとにかく何でも出来た。
中学生になって別のクラスになっちゃったんだけど、ある時その子のクラスに遊びに行ったらその子がめちゃくちゃ泣いてて。
「どうしたの?」って聞いたら、「テストが99点だった」と。
私からしたら99点は充分素晴らしい点数だから、「充分凄いじゃん!落ち込む事ないよ」
って言ったんだけど、無神経だったと後で気づかされた。
彼女は100点を取ろうと勉強をしていて、100点を取れるだろうと思えるだけの努力をしてきていた。
本当に何でも出来る子だったから、私も含め周りの子はよく、天才天才と言っていたんだけど、彼女は見えないところでたゆまぬ努力をしていた。
魔法使いなんじゃないかなんて思ってた自分をとても恥じた。
高校が別になってしまって彼女とは疎遠になってしまったけれど、風の噂で凄い大学に入った事を聞いた。流石である。
彼女に恥じないくらい私も素晴らしい人間になって、いつか会いに行けたらいいなと思う。
今、私は上京してきて必死に生きている。
必死に生きて全力で歌っている。
その中で身近な人が駆け上っていったり近い界隈の方が駆け上っていったり、
でもやっぱりそれは努力の結果なんだと思う。
私を応援してくれる人、以前は応援してくれていたけど、気づけば見かけなくなってしまった人、いろんな人がいるけど、
私に関わった人全てが楽しく生きていてほしい。
見かけなくなってしまった人も、例えば私がもっともっと有名になれば、どこかで私の姿を見かけるかもしれない。
その時になって思い出して暖かい気持ちになってくれたらいいな。
なんて思っていたり。
色々な気持ちに重ね合わせて聴ける曲だと思います。
あなたのお話はどんなお話ですか?
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